rusted-coil old blog

はてなダイアリー上で書かれていた旧東方錆恋録 ~Slipping Rusted Magnemite~のデータをそのままインポートしたブログです。リダイレクト先を変える前に気づいたらダイアリーがサービス終了していたので、とりあえずリンク切れを防ぐため公開しています。

トラキア776乱数調整ツール解説2

どうも乱数ばっかいじってて先に進めないので、とりあえず一週目は乱数使用を封印。あと情報も今後一切見ないということで。

レベルアップしてみる

実践その2。レベルアップで好きな能力を上昇させます。
レベルアップには経験値の上昇が必須で、経験値の上昇は杖・盗みを除くと戦闘でしか入りません。この戦闘でも当然乱数消費が起きるので、これを考慮してツールを使う必要があります。
前々回でステータスを入力しましたが、今回も同じことをします。
今回は図のようにマリータが山賊にマリータの剣で攻撃し、レベルアップすることを考えます。

まずステータスを入力します。

今回は戦闘先読みONのチェックをします。
そしてレベルアップしたときに上昇させたい能力を指定します。

移動を含む6個以上のパラメータを上昇させます。


まずは乱数マップを特定してください。すると「一番近い候補までの実回数:77」のように表示されると思います。
そうしたら、あとはひたすらcx法を繰り返し、その上の「現在位置で戦闘時の消費乱数」の数とこの数字が同じになるまで乱数を進めます。
もし同じになることがなかったら、その候補は使えないので次の候補、それもだめだったなら次…とやっていきます(大抵遅くても2回目では合う)
また、「候補までの実回数:900」など、とても大きな数になることもあります。
こんなとき、キャラを左下に動かしてみてキャンセル、なんてことを900回もやるのは大変です。この場合は、乱数マップの特定に使った予測消費を使います。
まず戦闘先読みのチェックを外し、マリータで山賊に斬りかかります。このとき武器を選択して互いの戦闘情報が表示された瞬間に一回の戦闘分乱数が消費されるので、これを繰り返すだけです。
攻撃範囲内に対象が一人だけの場合、戦闘情報表示中に十字キーを一回押すごとに、ぴこんと音がします。このとき戦闘情報は再計算され、当然予測消費ももう一度行われます。つまり、十字キーを押す→「現在位置へ加算」の繰り返しで一気に多くの乱数を消費できるわけです。
ただし、候補までの実回数と戦闘時の乱数消費を同じにするのは、戦闘先読みONのときです。消費させたあとに戦闘先読みにチェックをつけるともう過ぎていた、なんてこともあるので、「候補までの実回数」がチェックなしでの「戦闘時の乱数消費」の2倍ぐらいになったら、戦闘先読みにチェックを入れ、cx法で一つずつ進めていったほうが無難です。




ここで調査中に問題が発生しました。
何回か予測消費で進めてcx法をやると乱数表と食い違うのです。
実際に乱数の予測消費の個数を手計算で調べてみたところ、「月光剣・太陽剣がでた場合命中判定を行わない」という部分が実装されておらず、月光剣発動で乱数消費19個と出た場合は実際の消費個数は18個となっています。
これを考慮すると、乱数を進めるときに合わせる「戦闘時の消費乱数:30」などは、予測消費と実戦の2回のうち月光剣の出た回数分小さいものとして扱えば大抵うまくいくと思います(月光発動でもミスして攻撃があたらなくなっていたりするとできない)。
ちなみに予測消費での戦闘状況は先読みのチェックを外すと見ることができます。
例えば予測消費で1回、実戦で2回の月光剣が出て、戦闘時の消費乱数が30となっている場合、実際に消費されるのは27個なので、候補までの実回数が27となっていればいいわけです。



さて、図のように揃いました。何度も言いますが戦闘先読みチェックはONです。注意。

あとは、マリータで山賊に攻撃するだけです。これで

無事移動を含む6個のパラメータがアップしました。
条件を変えることで他の成長も可能です。